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第17講●最短でライティングがうまくなる方法

●経験を積むだけではうまくならない

ライティングは経験を積むだけではうまくなりません。

たとえば短距離走なら、自分のフォームをビデオで撮って研究し
無駄のないフォームに改善することによってタイムが縮まるなど、
目に見える形で改善をはかることができます。

しかし、ライティングの場合、書いたものの良し悪しが
目に見える形でわかる場合は稀です。
要するに、書きっぱなしになってしまう宿命にあるとも言えます。

フィードバックがないから、改善方法もわからない。
したがって、いくら書いてもうまくならないということになります。


●写経だけではうまくならない

うまいと言われる文章を、一字一句書き写すだけではうまくなりません。
なぜなら、書き手がどこにポイントを置いて書いたのか、
すべてを写経しても決して見えてはこないからです。

勘のいい人は写経だけでも書き手の意図を掴むことができますが、
たいていの人は言い回しのみにこだわってしまい、
「木を見て森を見ず」の状態になってしまいます。

では、どうしたら良いのか。

非常に簡単な解決方法があります。

それは、添削してもらうこと。

最短でライティングがうまくなるには、添削しかないと私は思います。

新米記者の場合、まずは先輩の書いたものを真似して記事を書きます。
そして、先輩に添削してもらいます。

先輩記者は、くどい言い回しがないか、文章の流れがどこかで切れて
いないかなどをチェックし、直したほうが良い箇所に赤ペンを入れます。
新米記者は先輩の直したものを見て、自分の文章を修正します。

この作業が、仕事の中で毎日繰り返されます。
そうしているうちに、新米記者は書く力を身に着けていくのです。


といっても、ここを読んでいるあなたは、記者ではないですよね。
(もし、記者さんがいたらメールください。友達になりましょう。笑)
プロに添削してもらえるような恵まれた環境にいる人は、ごく稀です。

何とか自力でライティングがうまくなる方法はないか?

...次回に続きます。

  





 


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Profile

高橋恵治(たかはし・けいじ)
70年、長野県生まれ。早稲田大学卒業。広告コピーからゴーストライティングまでこなす異色の元雑誌記者・編集者。09年、マスコミ勤務15年の歴史に終止符を打ち、書き手に転身。紙・Webなど媒体を問わず、反応のとれる文章に精通する文章のプロ。

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