高橋恵治オフィシャルブログ【心を動かす文章を書く力】 > > 第21講●話を聞いてもらうための土台づくり

第21講●話を聞いてもらうための土台づくり

●話を聞いてもらう土台づくり

話を聞いてもらうには...と考えると悩んでしまいますが、
ちょっと視点を変えてみましょう。

自分が誰かの話を聞くとき、聞きたいと思う時の気持ちを
分析してみます。

前回、例に挙げたのは、専門家の話なら聞くということでした。
また、素人であったとしても、その分野にプロ並に詳しい人、
よく勉強している人などの話も、聞きたい気持ちになります。

そして、一番よく聞くのは誰の話か?

それは、友人や家族や恋人といった、身近な人の話です。

まったくの素人であるにもかかわらず、家族や恋人の意見のほうが、
専門家の意見よりも大きな比重を持っていたりします。

なぜでしょう?

それは、信頼しているからに他なりません。

心理学の話だと思われるでしょう。
しかし、これはライティングと無関係ではありません。
なぜならライティングでは、人の心を動かすことが非常に重要だからです。

では、身内でない人間が読み手に信頼してもらうライティングとは、
どんなものでしょうか?

信頼してもらうためにすべきことは、非常にシンプルです。

・決して嘘をつかないこと
・読み手に対して常に誠実であること

具体的にどうすれば良いのか、と思われるでしょう。
では、私もしている、間違いのない方法をお教えしましょう。

メールマガジンの場合、家族や大切な友人にも読んでもらうのです。
あなたを直接、知っている人には、嘘をつくことはできないですよね。
不誠実な気持ちがどこかにある場合も、何となくわかってしまうものです。
家族や友人に対して語りかける気持ちがあれば、
ちょっとした嘘や不誠実を感じさせる言葉も、避けることができます。

また、家族や友人に読んでもらうと、内容について好意的で前向きな意見を
言ってもらえるという、オマケが付いてくることもあります。


まとめます。
話を聞いてもらう土台を作るためには...

・あなたが専門家であれば、それを前面に出しましょう。
・その分野に詳しいなら、詳しくなったいきさつを具体的に伝えましょう。
・嘘をつかない・誠実な書き手であることを伝えましょう。


あなたがその道の専門家や詳しい人間でなかった場合、
信頼性という土台ができたら、正確な、間違いのない情報を
伝えていくように心がけてほしいと思います。

あなたが専門家でなかったとしても、客観的に良い情報であれば、
伝えられた読者の方も、読んでよかったと思ってくれるはずです。

  





 


コメントをどうぞ








Profile

高橋恵治(たかはし・けいじ)
70年、長野県生まれ。早稲田大学卒業。広告コピーからゴーストライティングまでこなす異色の元雑誌記者・編集者。09年、マスコミ勤務15年の歴史に終止符を打ち、書き手に転身。紙・Webなど媒体を問わず、反応のとれる文章に精通する文章のプロ。

カテゴリー
新着記事一覧
最近のコメント
Powered by
Movable Type 4.1