2008年8月

第26講●ライティング基本7か条 その5

本日は、ライティング基本7か条 その5の講義です。
スムーズに読める文章のコツをお伝えします。


まず、おさらいから始めます。

●ライティング基本7か条

ライティングの基本は、細かいところまで挙げていれば大変ですが、
これだけ守っていれば大丈夫というものがあります。
大体、この7つにまとめられます。

 その1 結論から書こう
 その2 流れを作ろう
 その3 段落を作ろう
 その4 読者がわかることから書こう
 その5 主語を省略しない
 その6 1文では1つのことだけを書こう
 その7 あいまいな表現は避けよう

この基本7か条に気をつければ、文章を書くことに慣れていない人でも、
わかりやすい文章を書くことができます。

今日は、「その5 主語を省略しない」を見ていきます。


●前回のお話は...

前回は、文章を書く際に、
読者の知っていること → 知らない(新しい)こと
という流れを作ることによって、
言いたいことをスムーズに読者に伝えることが
できるというお話をしました。

今日は、ついうっかりやってしまう間違いについて、
お話します。


●基本7か条 その5 主語を省略しない

日本語では、主語を省略することが多くありますが、
英語では、主語を省略することはほとんどありません。

文化の違いなので、どちらが良いというわけではありませんが、
人に何かを伝える場合、特に文章で伝える場合には、
できる限り主語を省略しないで書くことをお勧めします。

主語を省略してしまうと、誤解を生みやすいということがあります。
「誰が」「何が」の部分は、はっきりさせておかなければいけません。

また、主語を省略してしまうと、前後の文章を読まないと、
意味がわからないということになります。
初めて読む読者に対して、不親切な文章になってしまいますね。


文章を書き上げてから、主語が省略されていないか
見直してみてください。

見直す際、主語がきちんと入っていなければ入れること。
それだけでも、意味の通りやすい、
読みやすい文章に一歩近づくはずです。


☆次回は「その6 1文では1つのことだけを書こう」です。
 意味の伝わりやすい文章の書き方について、お話します。

  





 

第25講●ライティング基本7か条 その4

本日は、ライティング基本7か条 その4の講義です。
スムーズに読める文章のコツをお伝えします。


まず、おさらいから始めます。

●ライティング基本7か条

ライティングの基本は、細かいところまで挙げていれば大変ですが、
これだけ守っていれば大丈夫というものがあります。
大体、この7つにまとめられます。

 その1 結論から書こう
 その2 流れを作ろう
 その3 段落を作ろう
 その4 読者がわかることから書こう
 その5 主語を省略しない
 その6 1文では1つのことだけを書こう
 その7 あいまいな表現は避けよう

この基本7か条に気をつければ、文章を書くことに慣れていない人でも、
わかりやすい文章を書くことができます。

今日は、「その4 読者がわかることから書こう」を見ていきます。


●基本7か条 その4 読者がわかることから書こう

前回は、「段落を作ること」についてお話しました。
段落を作ることで、初心者でも読みやすい文章を
書くことができるというお話でした。

今回は、内容についての注意点です。

文章を書く時は必ず、「読者のわかること」
「読者の知っていること」から書き始めましょう。

知っていること → 知らない(新しい)こと
という流れを作ることによって、
言いたいことをスムーズに読者に伝えることができます。


たとえば、あなたが「ルーシーダットン」について、
文章を書こうと思ったとします。
「ルーシーダットン」とはタイ式ヨガのことですが、
いきなり「ルーシーダットンが...」と書いても、
何のことかわからない人のほうが多いでしょう。

まず、「ルーシーダットン」とはタイ式のヨガですよ、
という説明をしてから、従来のヨガとどう違うのか、
などという流れで説明すると、
スムーズに理解してもらえます。


知らない言葉を見ると、「ん?」と興味を引かれる時と、
一気に読む気が失せる場合があります。

興味を持つかどうかは人それぞれなので、
大多数の読者が知っていることから始めるようにすれば、
たいていの人に優しい文章になるはずです。


知っていること → 知らない(新しい)こと

この流れは、非常に当たり前のことなのですが、
つい忘れてしまうんですね。
誰にも読まれない独りよがりの文章を書かないためにも、
しっかり覚えておいてください。


「読者がわかることから書こう」。

文章は、人とのコミュニケーションの手段です。
読者への思いやり、優しい気持ちを持って書くことを
忘れないでくださいね。


余談ですが、「ルーシーダットン」のスタジオが近所にあり、
そこでは岩盤浴もできるそうです。
ちなみに女性専用なので、私は残念ながら使えません...。


☆次回は「その5 主語を省略しない」です。
 私たちがついうっかりやってしまう間違いについて、お話します。

  





 

第24講●ライティング基本7か条 その3

まず、おさらいから始めます。

●ライティング基本7か条

ライティングの基本は、細かいところまで挙げていれば大変ですが、
これだけ守っていれば大丈夫というものがあります。
大体、この7つにまとめられます。

 その1 結論から書こう
 その2 流れを作ろう
 その3 段落を作ろう
 その4 読者がわかることから書こう
 その5 主語を省略しない
 その6 1文では1つのことだけを書こう
 その7 あいまいな表現は避けよう

この基本7か条に気をつければ、文章を書くことに慣れていない人でも、
わかりやすい文章を書くことができます。

今日は、「その3 段落を作ろう」を見ていきます。


●基本7か条 その3 段落を作ろう

前回は、「文章の流れ」についてお話しました。
流れをチェックする簡単な方法をお伝えしましたね。
どういう方法だったか、覚えていますか?

そうです!
音読。声に出してチェックすることでしたね。


文章全体の構成としては、まず結論を書き、
結論に至った経緯を書きます。
時系列に書いても良いし、大⇒中⇒小といった形で、
詳しくしていっても良いと思います。

文章を書くのが苦手な場合は、時系列に段落を作って
書くのが、一番簡単です。

この「段落単位で文章を構成すること」を、
意識しないで書いている人はかなり多いです。
「段落」を意識するだけで、文章がみるみる良くなるので、
ちょっと気をつけて書いてみてください。


さて、段落の作り方ですが、
一番簡単なのは、時系列に固まりにすることです。
「ダイエットの成功談」を例にとりましょう。
ちょっとした例文を使ってお伝えします。

私が○×ダイエットを友人から聞いて実行し、
1ヶ月後に5キロの減量に成功したとします。

これを文章にしていく場合、


・最初の段落で結論を書きます。

  ○×ダイエットって、本当に効果があるんですね!
  1ヶ月で5キロの減量に成功しました。...

・次に○×ダイエットの詳細を書いてみましょう。

  ○×ダイエットは、○を使って×をします。
  そうすると○×なので、自然に痩せていくのです。

・始めたきっかけを書きます。

  友人のバンビさんが始めて効果があると聞いたので、
  5月の頭から始めました。

・経過を書きましょう。ここを2つ位の段落に分けてもOKです。

  始めたばかりの5月の頭は○×でしたが、
  中旬は○×○×...
  下旬にはとうとう5キロの減量に成功です。

・最後に、締めの言葉を入れても良いですね。

  たった1ヶ月で5キロ。
  ○×ダイエット、おそるべし...


流れをわかりやすくするために簡単な例にしているので、
あまりいい文章ではないですが...
このような段落構成にすると、流れがスムーズです。

人は最初の段落を見て次を読むかどうか決めるので、
なるべく最初に結論を持ってきて、
その結論を読んだ人が興味を持つと思われる情報に、
スムーズに誘導するようにすると良いです。

また、次に何が来るかを予測できる文章構成にすることで、
読者にとって優しい、読みやすい文章になります。


段落を意識して文章を書くようにすれば、
初心者でも読みやすい文章を書くことができます。
ちょっとだけ意識してみてくださいね。


☆次回は「その4 読者がわかることから書こう」です。
 意味が伝わりやすい文章を書くコツをお教えします。

  





 

第23講●ライティング基本7か条 その2

おさらいから始めます。

●ライティング基本7か条

ライティングの基本は、細かいところまで挙げていれば大変ですが、
これだけ守っていれば大丈夫というものがあります。
大体、この7つにまとめられます。

 その1 結論から書こう
 その2 流れを作ろう
 その3 段落を作ろう
 その4 読者がわかることから書こう
 その5 主語を省略しない
 その6 1文では1つのことだけを書こう
 その7 あいまいな表現は避けよう

この基本7か条に気をつければ、文章を書くことに慣れていない人でも、
わかりやすい文章を書くことができます。

今日は、「その2 流れを作ろう」を見ていきます。


●基本7か条 その2 流れを作ろう

ここで取り上げるのは、文章全体の「流れ」についてです。
「立て板に水」のように、最後までスムーズに読んでもらうために、
工夫できることをお伝えします。

前回は、「結論から先に書くこと」についてお話しました。
それに基づいて文章を構成していきます。

まず結論を書き、結論に至った経緯を書きます。
時系列に書いても良いし、大⇒中⇒小といった形で、
詳しくしていっても良いと思います。

文章を書くのが苦手な場合は、時系列に段落を作って
書くのが、一番簡単です。

このあたりは、「その3 段落を作ろう」とも関わりがあるので、
次回に詳しく書くことにします。


●流れチェックの簡単な方法

文章の流れが良いかどうかは、音読してみるとよくわかります。
お酒が入っている時でもスムーズに読めるのが理想です。

つっかかったら、その部分の文章を直してみましょう。

内容の流れ・言い回しの流れが共にスムーズかどうか、
声に出してチェックしてみましょう。
スムーズに読めれば合格です。


☆次回は「その3 段落を作ろう」です。
 読みやすい文章を書くコツをお伝えします。

  





 



Profile

高橋恵治(たかはし・けいじ)
70年、長野県生まれ。早稲田大学卒業。広告コピーからゴーストライティングまでこなす異色の元雑誌記者・編集者。09年、マスコミ勤務15年の歴史に終止符を打ち、書き手に転身。紙・Webなど媒体を問わず、反応のとれる文章に精通する文章のプロ。

カテゴリー
新着記事一覧
最近のコメント
Powered by
Movable Type 4.1