2008年10月

7日間で身につく売れる文章を「書く力」

このたび、トップアフィリエイターの遊人さんと、
超実践的なライティング教材を作りました。


7日間で身につく売れる文章を「書く力」

>> http://www.kakujuku.com/kaku/


というタイトルの教材です。


本書は、一般的な情報商材ではなく、
通信教育の教材を意識して作成しました。

そのため、A4判・118ページの簡易製本、
書き込み式テキストになっています。

※ご注文いただいてすぐに発送しますので、
 3日~1週間程度でお手元に届くと思います。


本書のコンセプトは、たった7日間集中して学ぶだけで、
売れる文章を「書く力」を身につけてしまうということ。


7日間のカリキュラムが組まれているので、
カリキュラムにしたがって進めていただくだけで、
売れる文章を「書く力」が身につく内容になっています。


このテキスト通りに「考える」「書く」を繰り返していただけば、
7日後には何らかの手ごたえを感じることができるはずです。


1日目~6日目は、基礎~応用編となっています。

以下のようなことが書かれています。

▼ 「書く力」とはコミュニケーション力
▼ 自分を知るためのワーク
▼ お客様を知るワーク
▼ 文章がうまく書けない理由とは?
▼ 「伝わる」って、どういうこと?
▼ 文章力チェック
▼ お客様をさらに深く知るにはどうしたらいいか?
▼ あなたの読者は誰?
▼ ライティング基本7か条
▼ 文法上、間違いやすい3つの注意点
▼ 下手な文章6つの典型例
▼ さらに伝わる文章に変える3つの方法
▼ 順番=流れが大切です
▼ 感情と購買の関連性


そして、7日目は実践編として、
遊人さんに、ノウハウを提供していただきました。

▼ メルマガライティングの2大注意点
▼ 遊人流メルマガライティングの心得
▼ アフィリエイトサイトを作成する際の注意点とは?
▼ PPCで無駄な出費を抑え、効果を倍増させる書き方とは?


基本的な考え方を最初に提示してから、
実際に手を動かして習得するワークの繰り返しなので、
こなしていくのが楽しくなる作りになっています。

>> http://www.kakujuku.com/kaku/

  





 

第36講●「書くのが苦手」本当にそうですか?

今日の講義は、

「書くのが苦手」本当にそうですか?

というタイトルで、書くことへの苦手意識を
追放することについてお話します。
僕の運営している塾のワークでも取り上げたテーマですが、

・気持ちが楽になった
・肩の力が抜けて書くことへの抵抗が少なくなった

といった意見が塾生たちから寄せられたので、
メルマガ読者のあなたにもシェアしたいと思います。


それでは、今日の講義を始めます。

 

◆苦手意識を今日限り追放しちゃいましょう!


◇「書くのが苦手」本当にそうですか?


あなたが「書くのが苦手」と
思うようになってしまった原因は何でしょう?


たいてい小学校から「作文」を書かされますよね。
僕が思うに、苦手意識を持ってしまう原因は、
この強制的に書かされる「作文」にあるように思います。

はっきり言って、あれが苦痛でない人って、
ほとんどいないと思います。


僕は作文は得意で、書いたものはほとんど全部
コンクールに提出されてしまったため、残っていません。
残っているのはタイトルが書かれた賞状だけです^^;


でも、そんな僕でも、「書けなかった」経験があります。
それは、小学校の修学旅行の作文です。

小学校の修学旅行は東京だったのですが、
国会議事堂とか、科学技術館とか、東京タワーとか、
社会科見学みたいなもので、何も楽しくなかったんですね。

何かを見ても、「ふーん、そうなんだ」と思っただけで。

そのことに対して、何か「感動した」ことを書けと言われても、
感動なんかしてないので、書けないわけです。


1時間、どうしても書くことができず、白紙で提出しました。
後で先生に怒られて、1時間正座させられました。

 

もしかしてあなたも作文に対して、
僕のような嫌な記憶を持っているのではありませんか?


だとしたら、もう今日限りそんな記憶とはさよならしましょう。

 

◇ 「感動」は強制からは生まれない


小学校の作文教育をどうこう言いたい訳ではありませんが...
僕たちが受けてきた作文教育には、明らかな偏りがあります。


簡単に言うと、こういうことをやらされるわけです。

 ☆ 文学作品を読んで、感動したことを書きなさい


無理矢理、課題の本を読まされて、感動なんてできます?
読みたくない本を読まなくてはいけなくて、頭に入ります?
古い文学作品を読んで、感情移入なんてできます?

はっきり言って、ミハイルだのフョードルだの三四郎だの、
誰?って感じですよね。


そんな苦痛なことをやらされ続けてきたのですから、
「書くこと」自体が嫌いになっても、仕方ないと思います。


そんな作文を、僕はなぜ書けたか?というと、
大人の顔色をうかがうのがうまい子どもだったんですね。
こういうことを書けば先生は喜ぶだろう...と。

嫌な子どもです。


なので、まともな人が作文を苦手になるのは
当たり前なんです。

 

◇ 安心してください


安心してください。

「書くこと」は、文学作品を読んで感動しなければ
できないことではありません。


そして、嫌な記憶は、もうどこかに放っちゃってください^^


「書くこと」とは、

 ☆ 人に伝えたいことがある → 文字にして伝える

これだけのことなんです。


そこには非常にシンプルな法則があります。
本当にシンプルです。

勉強するまでもないくらい、
ちょっと気づけば良いだけのことです。


・自分の書いたもので、心を動かしてくれる人がいる
・自分の書いたものを、役に立ったと言ってくれる人がいる
・自分の書いたもので、「ありがとう」と感謝される
・自分の書いたもので、一緒に喜んだり悲しんだりしてくれる人がいる...


書くこととは、あなたの頭の中にあることを人に伝えて、
それが人の頭の中で化学反応を起こすという、
非常にエキサイティングな体験です。


面白いと思いませんか?
わくわくしませんか?
心が躍りませんか?


「受け手」から「発信する側へ」、
ちょっと意識を転換してみることで、
あなたは「わくわく」を作り出す主人公になれます。

 

◇ うまく書こうと思わないでください


文章を書く際、うまく書こうと思う必要はありません。
伝えたいことが伝わるように、
あなたの精一杯を文字にしてみましょう。


最初から思うように伝えることはできないと考えて、
気楽に肩の力を抜いて、楽しみながら書いてみましょう。


楽しみながら書くことを続けていれば、
必ず「書く力」「伝える力」がUPします。

少しずつでも「書くこと」を習慣化していくことで、
やがて楽しくて仕方なくなります。


まず、苦手意識を今日限り追放してしまいましょう!

  





 

第35講●文字校正のキモ その2

前回に引き続き、校正のポイントについてお話します。

前回・今回と書いたポイント以外にも注意点はいくつかあるので、
また取り上げようと思います。

ほんの少し注意すれば文章が洗練されて見える方法を、
取り上げていきます。

 

●【文字校正のキモ】その2 表現の重なりを正す


前回は表記の統一について書きました。

「子供」「子ども」
「所」「ところ」...

などを統一することによって、
スッキリした見やすい文章になるというお話でした。

あれから、気をつけて見ていただけましたか?

このブログでお話していることを、翌日だけでもいいので、
ちょっとだけ気にしてみてくださいね。

小さな積み重ねで、いつの間にか書く力がUPしているという、
うれしい結果が出るはずです。


今日は、うっかりやってしまいがちな、
「表現の重なり」についてお話します。

「表現の重なり」とは、簡単に言うと、

「頭痛が痛い」

のような表現のことです。
さすがに「頭痛が痛い」と真面目に書く人はいないと思いますが、
それに似た記述をしてしまうことは、実はよくあります。


私も、実は請け負ったセールスレターで、
その間違いを犯してしまいました。

気がついて直させていただきましたが、ひやっとしました。
プロが洗練されていない文章を書いてしまっては、
恥ずかしいですから。


間違えた箇所は...

「このように1つひとつ順番に進んでいかなければ、
また元に戻ってしまう危険性があります。」

という部分です。
どう間違えたかと言うと...

「このような順番で1つひとつ順番に進んでいかなければ、
また元に戻ってしまう危険性があります。」

です。

「順番」が重複してしまっています。

くどいですよね......。


長い文章になると、うっかり最初と最後に2度、
主語を入れてしまったり、
くどい言い回しをしてしまうことがあります。

そのほか、同じ接続詞を何度も続けてしまうことも。

「そして~、そして~、そして~...」のように。

接続詞は省いても問題ない場合が多いので、
私はなるべく使わないようにしています。


このような「表現の重なり」「くどい言い回し」を正すには、
「音読」が効果的です。


すらすらと読めるかどうか確かめることで、
誤りに気づくことができます。


ぜひ、お試しください。

  





 

第34講●文字校正のキモ その1

少し前に「ヤフオク大全集」の校正を、
著者の加藤賢さんよりご依頼いただきました。
http://www.dzs.aucsellers.com/index.html

誤字脱字だらけだったら購入者さんの不満に繋がる...
ということで、私に依頼してくださったのです。


情報起業家さんの中でも、意識の高い方は、
自分の商材(商品)のクオリティUPのために
惜しみなくお金を使っています。

クオリティを上げることによる信用と、
リターンとをしっかりと意識されているのだと思います。

これからは、「素人だから」ということは言い訳には
ならなくなってくるように思います。


私は出版社に勤務していますが、
誤字脱字があると、購入者さんからクレームが来ます。

本は人間が作っているものなので、
誤字脱字は完全には避けられないのですが、
限りなく0に近づける義務があるのが、
文章のプロである編集者の、また出版社の責任です。


今日は、素人でもできる、校正のポイントについてお話します。
長くなってしまうので、5回ほどに分けて連載します。

 

●【文字校正のキモ】その1 用語・表記を統一する


雑誌・新聞などの媒体によって、
また、それぞれの編集部によって、
表記の決まり事があるのをご存じでしょうか。

それは、「用字用語(ようじようご)」と呼ばれ、
編集部内で、あるいは媒体によって統一するのが一般的です。

書店に行ってみると、『用字用語辞典』『用字用語集』などを
見つけることができます。
アマゾンで検索してみると、講談社校閲局による用語辞典や、
共同通信の『記者ハンドブック』などが見つかります。

これらは、日本語として「正しい」言い回しに加えて、
媒体による統一事項をまとめたものです。

たとえば、「子供」と「子ども」、「何故」と「なぜ」
「例えば」と「たとえば」などの表記をどちらかに統一するのです。


私の勤務先では、本によって「統一事項」を書いた紙があり、
改訂の際など、他の担当者が見てすぐわかるようにしてあります。

書籍の場合は、この「統一事項表」を作らない場合もあるのですが、
雑誌の場合は、必ず作ってあるはずです。
複数の記者が書く雑誌は、表記がばらばらになってしまうと、
一冊の雑誌としてのまとまりがなくなってしまうからです。

書店で雑誌を手にとることがあったら、ちょっと気にして見てください。
おそらく、「行なう」「行う」などが統一されているはずです。

また、あなたが文章を書くときは、
ひとつの表記に統一するようにしましょう。
そうすることで、かなりすっきりした印象になりますし、
上手な文章に見えるようになります。

統一したほうが良い単語を、いくつか参考に挙げてみると、

「所」「ところ」
「事」「こと」
「出来る」「できる」
「持つ」「もつ」
「是非」「ぜひ」

以上のような、漢字かひらがなか...というケースが多いです。

パソコンで文章を書いていると、漢字だらけになりがちです。
特に、上記の単語は、なるべく「開く」(=漢字をひらがなにする)
ようにすると、見た目スッキリ、読みやすい印象になります。

ぜひ試してみてくださいね。

  





 

第33講●順番が大切

今日はマーケティング寄りのお話をします。

アフィリエイトをしていても、なかなか成約しない、
物が売れない...なぜだろう? と自分の文章を見直す際、
本日お話しする原則を覚えておくと、とても役に立ちます。


タイトルを、もう一度見ていただけますか?

はい、

「順番が大切」

ですね。

よく覚えておいてくださいね。
さあ、解説講義に入ります。

 

●順番が大切


「順番が大切」です。

あえて主語を省いたのですが、さて、
大切なのは何の順番でしょうか?





それは、「書く順番」です。

セールス文章を使った例を挙げてみましょう。

---------------------------------------------------------------------

「書く力がつく教科書」

この教科書を読んで真似をするだけで、
売り上げを伸ばすことができます。

値段は2万9800円です。

著者は高橋恵治で、元雑誌記者・現役編集者です。

この教科書は、初心者がよくする間違いについて指摘し、
どのように直せば売り上げを伸ばせるのかを教えています。

教科書を読んで真似をしただけで、
私は初めての売り上げを手にすることができたのです。

思わぬ臨時収入が入ったので、
いつもより高級な焼肉店に家族と行って来ました。
妻も子どもも、ニコニコで、幸せな時間を過ごせました。

あなたも、読んでみませんか?

---------------------------------------------------------------------


これを順番を変えて書き換えてみます。

---------------------------------------------------------------------

「書く力がつく教科書」

思わぬ臨時収入が入ったので、
いつもより高級な焼肉店に家族と行って来ました。
妻も子どもも、ニコニコで、幸せな時間を過ごせました。

教科書を読んで真似をしただけで、
私は初めての売り上げを手にすることができたのです。

この教科書は、初心者がよくする間違いについて指摘し、
どのように直せば売り上げを伸ばせるのかを教えています。

著者は高橋恵治で、元雑誌記者・現役編集者です。

この教科書を読んで真似をするだけで、
売り上げを伸ばすことができます。

値段は2万9800円です。

あなたも、読んでみませんか?

---------------------------------------------------------------------

これは例として挙げただけなので、
この文章で物が売れるとは言えません。
しかし、順番の大切さはわかっていただけたと思います。

何か商品を売りたい場合、
最初に説明をしてしまうのはNGです。
上の例では、

「この教科書を読んで真似をするだけで、
売り上げを伸ばすことができます。」

と読者に対してのメリットを最初に書いているのは
必ずしも悪くはないのですが、
そのあとすぐに、

「値段は2万9800円です。」

と金額を提示してしまっています。

この時点で、

 『あ、売り込みだ!もう読まないよ』
 『2万9800円? 高いんじゃないの?』

のどちらかの反応が出てきてしまいます。

「もう読まない」と判断して捨てられてしまったのでは、
お話になりません。

また、捨てられなかったとしても、
続く文を金額に見合うかどうかという視点で読むことになり、
「買うか買わないか」の二者択一になってしまうのです。

いきなり二者択一にしてしまった場合、
たいていの人は「買わない」を選びます。


さて、後者の例の場合です。

「思わぬ臨時収入が入ったので、
いつもより高級な焼肉店に家族と行って来ました。
妻も子どもも、ニコニコで、幸せな時間を過ごせました。」

導入がストーリーになっているため、

 『この人、いつもより高級な店に行けたのはなぜだろう?』

と、読者は思うはずです。
そして、続く文を読み、

 『ああ、教科書を読んで真似をしたら、お金が手に入ったんだね』
 『ところで、教科書って、なんだろう?』

と、読者は徐々に興味を引かれて行くはずです。

「この教科書は、初心者がよくする間違いについて指摘し、
どのように直せば売り上げを伸ばせるのかを教えています。」

 『ふーん、そういう内容なのね』

「この教科書を読んで真似をするだけで、
売り上げを伸ばすことができます。」

 『へぇ、真似するだけなら簡単だ。ちょっと欲しいかも』

「値段は2万9800円です。」

 『うーん、ちと高いな。ボーナスが入れば何とかなるかなあ...』

読者の心の動きは、このようになるはずです。

そして、「買うか買わないか」という二者択一ではなく、
「どうやったら買えるか?」という方法に心が向くようになります。


●人は感情を動かされてから、理性で判断する

人は感情を動かされてから、
理性で判断する傾向があります。

「欲しいと思った気持ちを、理性で正当化しようとする」
とも言い換えられます。

「欲しい!」という感情が出てきた場合、
「2万9800円は高いけど、家族で幸せな時間がもてるなら、
決して高くはない買い物だぞ」...といったように、
自分の「欲しい」気持ちを正当化しようとする方向へ、
心が動く傾向があるのです。


この原則をセールスに利用するためには、
順番を何より大切にしなければいけません。

「欲しい」気持ちを引き出してから、
「どうやったら手に入るのか」考えさせるのです。


この原則を心に留めておくことで、
効果的なセールス文章を書くことができますし、
あなた自身も余計な買い物をしないで済みます。
よく覚えておいてくださいね。

  





 

第32講●「無駄」の効用

今日は「無駄」の効用についてお話したいと思います。

いろんなところで「無駄を省きましょう!」
という言葉をよく聞きます。

会社でも学校でも、家庭でも聞きますね。

「無駄」を省くことで物事を効率化するという視点は、
確かに大切なことです。
ですが、実は「無駄」がなければ困ることもあります。


今回は「無駄」の効用について、
ライティングの視点から探ってみました。


●「無駄」を「周辺知識」と言い換える

何かを学ぶ際の話にたとえてみます。

たとえば民法を学ぶとき、具体的な事例を思い浮かべると、
無味乾燥に思える条文もすんなりと頭に入ってきます。

法律の勉強だけでなく、何を学ぶ時でも同じかもしれません。
先生の雑談があったからすんなりと覚えられたという経験、
あなたも学生時代にしていませんか?

これは「無駄」なものではなく、「周辺知識」として
あったほうが良いもの、あるいはもう一歩進んで
「必要なもの」と言えるように思います。


相手に伝わりやすい文章を書くためには、
「徹底的に無駄を省く」ことが、かえって害になる場合があります。

たとえば、待ち合わせ時間や場所を伝える際、

「10月8日(月)12時半、高田馬場ビッグボックス前」

だけでも伝わりますが、あまりに無味乾燥で、
忘れてしまいます。

この際、「周辺知識」としての何かを入れると、
しっかりと相手に伝えることができます。

「体育の日の10月8日(月・祝日)、
昼少し過ぎの12時半に、
高田馬場駅前のビッグボックスの前でお待ちしています。
向かって右手に交番があるので、その前あたりで。
ちなみにビッグボックスは今改装中です。」


相手の時間を必要以上に奪う「無駄話」は避けるべきですが、
手がかりとなるような周辺知識は、
決して「無駄」ではありません。

「無駄を省く」ことばかりに意識が行っていると、
相手に役立つ「周辺知識」を落としてしまうことがあります。

何が「無駄」で何が「周辺知識」なのかは
書き手の考え方によるとも思いますが、
あなたが何かを伝えたいと思う相手の立場に立って考えれば、
必然的に何が必要なのか見えてくることと思います。


●「無駄」を「遊び」と言い換える

数年前に初めてスーツをセミオーダーで作ったのですが、
そのスーツ、今はクローゼットにかかったままです。

なぜって、ウエストが増えてしまったから...。
ただ、それほど大幅に増えたわけではないのです。
せめてほんの少しの「遊び」があれば、今も着られたはずです。


車のハンドルにも、「遊び」がないと危険ですよね。
他のさまざまな機械や道具なども同様です。
「遊び」があるからこそ、操作性や安全性が高まります。

「遊び」はけっして「無駄」なものではありません。


文章も同様です。
言い回しの「揺れ」、多少の「無駄」があるほうが、
すんなりと頭・心に入って来やすいのです。


「いい文章を書こう」として
あまりに無駄をそぎ落とし過ぎると、
無味乾燥なつまらない文章になってしまいます。


人間はファジーなものなので、
多少の「遊び」「無駄」があったほうがいいのです。


人生も、同じかもしれません。

  





 



Profile

高橋恵治(たかはし・けいじ)
70年、長野県生まれ。早稲田大学卒業。広告コピーからゴーストライティングまでこなす異色の元雑誌記者・編集者。09年、マスコミ勤務15年の歴史に終止符を打ち、書き手に転身。紙・Webなど媒体を問わず、反応のとれる文章に精通する文章のプロ。

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