ライティングテクニック 第33講●順番が大切
今日はマーケティング寄りのお話をします。
アフィリエイトをしていても、なかなか成約しない、
物が売れない...なぜだろう? と自分の文章を見直す際、
本日お話しする原則を覚えておくと、とても役に立ちます。
タイトルを、もう一度見ていただけますか?
はい、
「順番が大切」
ですね。
よく覚えておいてくださいね。
さあ、解説講義に入ります。
●順番が大切
「順番が大切」です。
あえて主語を省いたのですが、さて、
大切なのは何の順番でしょうか?
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それは、「書く順番」です。
セールス文章を使った例を挙げてみましょう。
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「書く力がつく教科書」
この教科書を読んで真似をするだけで、
売り上げを伸ばすことができます。
値段は2万9800円です。
著者は高橋恵治で、元雑誌記者・現役編集者です。
この教科書は、初心者がよくする間違いについて指摘し、
どのように直せば売り上げを伸ばせるのかを教えています。
教科書を読んで真似をしただけで、
私は初めての売り上げを手にすることができたのです。
思わぬ臨時収入が入ったので、
いつもより高級な焼肉店に家族と行って来ました。
妻も子どもも、ニコニコで、幸せな時間を過ごせました。
あなたも、読んでみませんか?
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これを順番を変えて書き換えてみます。
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「書く力がつく教科書」
思わぬ臨時収入が入ったので、
いつもより高級な焼肉店に家族と行って来ました。
妻も子どもも、ニコニコで、幸せな時間を過ごせました。
教科書を読んで真似をしただけで、
私は初めての売り上げを手にすることができたのです。
この教科書は、初心者がよくする間違いについて指摘し、
どのように直せば売り上げを伸ばせるのかを教えています。
著者は高橋恵治で、元雑誌記者・現役編集者です。
この教科書を読んで真似をするだけで、
売り上げを伸ばすことができます。
値段は2万9800円です。
あなたも、読んでみませんか?
---------------------------------------------------------------------
これは例として挙げただけなので、
この文章で物が売れるとは言えません。
しかし、順番の大切さはわかっていただけたと思います。
何か商品を売りたい場合、
最初に説明をしてしまうのはNGです。
上の例では、
「この教科書を読んで真似をするだけで、
売り上げを伸ばすことができます。」
と読者に対してのメリットを最初に書いているのは
必ずしも悪くはないのですが、
そのあとすぐに、
「値段は2万9800円です。」
と金額を提示してしまっています。
この時点で、
『あ、売り込みだ!もう読まないよ』
『2万9800円? 高いんじゃないの?』
のどちらかの反応が出てきてしまいます。
「もう読まない」と判断して捨てられてしまったのでは、
お話になりません。
また、捨てられなかったとしても、
続く文を金額に見合うかどうかという視点で読むことになり、
「買うか買わないか」の二者択一になってしまうのです。
いきなり二者択一にしてしまった場合、
たいていの人は「買わない」を選びます。
さて、後者の例の場合です。
「思わぬ臨時収入が入ったので、
いつもより高級な焼肉店に家族と行って来ました。
妻も子どもも、ニコニコで、幸せな時間を過ごせました。」
導入がストーリーになっているため、
『この人、いつもより高級な店に行けたのはなぜだろう?』
と、読者は思うはずです。
そして、続く文を読み、
『ああ、教科書を読んで真似をしたら、お金が手に入ったんだね』
『ところで、教科書って、なんだろう?』
と、読者は徐々に興味を引かれて行くはずです。
「この教科書は、初心者がよくする間違いについて指摘し、
どのように直せば売り上げを伸ばせるのかを教えています。」
『ふーん、そういう内容なのね』
「この教科書を読んで真似をするだけで、
売り上げを伸ばすことができます。」
『へぇ、真似するだけなら簡単だ。ちょっと欲しいかも』
「値段は2万9800円です。」
『うーん、ちと高いな。ボーナスが入れば何とかなるかなあ...』
読者の心の動きは、このようになるはずです。
そして、「買うか買わないか」という二者択一ではなく、
「どうやったら買えるか?」という方法に心が向くようになります。
●人は感情を動かされてから、理性で判断する
人は感情を動かされてから、
理性で判断する傾向があります。
「欲しいと思った気持ちを、理性で正当化しようとする」
とも言い換えられます。
「欲しい!」という感情が出てきた場合、
「2万9800円は高いけど、家族で幸せな時間がもてるなら、
決して高くはない買い物だぞ」...といったように、
自分の「欲しい」気持ちを正当化しようとする方向へ、
心が動く傾向があるのです。
この原則をセールスに利用するためには、
順番を何より大切にしなければいけません。
「欲しい」気持ちを引き出してから、
「どうやったら手に入るのか」考えさせるのです。
この原則を心に留めておくことで、
効果的なセールス文章を書くことができますし、
あなた自身も余計な買い物をしないで済みます。
よく覚えておいてくださいね。


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