ライティングテクニック 第37講●ストーリーにする
前回は、「書くのが苦手」本当にそうですか?
というタイトルで、書くことへの苦手意識を
追放することについてお話しました。
僕の運営している塾のワークでも取り上げたテーマですが、
・気持ちが楽になった
・肩の力が抜けて書くことへの抵抗が少なくなった
といった意見が塾生から寄せられています。
今日は、前回のワークを発展させて、
「何を」「どう」書いたらいいかということについて、
お話しようと思います。
それでは、今日の講義を始めます。
◆ストーリーにする
書くことに慣れるには、
「とにかく文章を書いてみること!」
と言われますが、何をどう書いたらいいかわからない、
と思うかもしれません。
その場合、今日あなたがしたことを、
ストーリーにしてみてはいかがでしょうか。
僕は、昼休みにヤフオクで落札された商品を、
ヤマト運輸で発送してきました。
これをストーリーにしてみました。
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「明日の午前中必着でお願いできますか?」
ヤフオクで僕のPCを落札してくださったのは、
岩手の○○さん。
「大丈夫ですよ。明日の朝、
入金確認後すぐに発送できます」
と返事をしたのは昨夜だったのだが、
今朝、うっかりメールチェックを忘れてしまった。
○○さんから、取引ナビを通して、
3回もメッセージが!
「かんたん決済の口座がうまく使えず困っています。
お手数ですが、振込口座を教えてください」
僕は慌てて、口座番号を入れたメッセージを送った。
それから30分後、
「入金完了しました」
とのメッセージが。
急いで、「すぐ発送します」と返信した。
時間は昼の12時を回っている。
明日の午前中、岩手必着の便に間に合うだろうか。
○○さんは、かなり急いでいるようだ。
僕はどぎまぎしながら、大通りの向かいにある
ヤマト運輸まで、急ぎ足で向かった。
僕が店に入ろうとしたところ、一人のサラリーマンが先に!
店員は一人だったので、後ろに並んで待った。
『う~、早くしてくれぇ』
じりじりしながら待つこと5分。
やっと僕の番がやってきた。
「岩手まで、明日の朝、必着で大丈夫ですか?」
「はい~、大丈夫ですよ」
店員の間延びした声に気が抜けた。
僕の売れなかったPCは、やっと旅立って行った。
○○さん、使いこなしてくれるといいな。
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「昼休みにヤマト運輸で落札商品発送」
と一言で済んでしまうところを、
ここまでふくらませることができます。
メールのやりとりと心の動きを時系列で書いただけですが、
何となく、情景が見えてきませんか?
なんてことない日常のひとコマをストーリーにするだけで、
文章は成り立ちます。
この方法を知っていれば、書けない悩みは消滅します。
ストーリーで書いてみましょう。


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